ブランドストーン（BLUNDSTONE）～デザイン性と優れた履き心地を兼ね備えたサイドゴアブーツ～

『ブランドストーン（Blundstone）』

1870年にオーストラリア・タスマニア島で創業。

ブランドの始まりは、イギリスから船でオーストラリアのメルボルンに向けて出発し、強風に煽られて、タスマニア島に到着したところから始まりなようです。

そこで、靴製法に経験豊富なジョン・ブランドストーンが、大自然の多く開拓が進むタスマニアで重労働者のためのワークブーツを作り始めたのがきっかけで靴作りがスタートしました。そのブーツは、耐久性、機能性、そして高いオリジナル性を兼ね備え、アウトドア、タウンユースにとシチュエーションを選ばず活躍するので、今では世界中で愛されているブランドとなっています。

▼ ブランドストーン の商品ページはこちら▼

『ラギットストア渋谷店とブランドス―トーンの出会い』

「当店に仕入れようと思った切っ掛けは、お客さまの履いていたブランドストーンがすごくかっこいい経年変化をしていたことです。その日以降、街でサイドゴアブーツを履いているお洒落な人を見かけるとそれがブランドストーンである確率が高く、ぜひ当店でも取り扱いたいと思うようになりました。ブランドストーンを所有している先輩に履き心地などを伺ったところ「軽くて履きやすいから重宝している」とおっしゃっており、これは間違いないと思いました。早速アポイントを取ってブランドストーンの担当の方に会いに行きました(笑)」

『ギアとして優れた性能を誇る、ブランドストーンの特徴』

ブランドストーンを語るには、ラギットスタイルにもマッチする無骨なデザインも魅力ですが、その高性能な“ギア”としての魅力を語らなくてはいけません。

①靴底から水の侵入を防ぐインジェクション製法

インジェクション製法とは、アッパーを金型にセットしそこにゴムを注入して固める製法です。ソール成型とアッパー接着を同時に行う事ができるので靴の製造にかかる時間を大幅に短縮する事が可能になります。それ故に大量生産に向いている製法のひとつとされています。アッパーとソールの接合部に隙間がなく密着性が高い為、底剥がれや型崩れがしにくく更に耐水性に優れています。つま先の先端とヒールの部分に縦に線が入っているのですがこれはインジェクション製法で作られた靴の証明みたいなものです。この部分を見てセメント式かインジェクション製法か見分けるポイントとなります。この製法によって生産される代表的な製品がレインブーツです。レインブーツをイメージしてもらうとインジェクション製法の特徴が理解していただきやすいと思います。

②優れた履き心地を生むアウトソールと高機能なクッション素材

ブランドストーンの魅力は、何と言ってもその快適な履き心地でしょう。その履き心地を支えるのが、ブランドストーン独自で作られたTPUと呼ばれるクッション性に優れたアウトソールと踵部分とインソールに搭載された高性能なクッション素材であるXRDです。TPUは、優れたクッション性と高い耐久性を兼ね備えた素材です。独自のソールパターンを採用しているため、高いグリップ力を誇ります。内部に搭載されたXRDと組み合わさる事で、長時間の歩行から足への負担を軽減し、安定した歩行を可能とします。

③サイドゴアブーツ最大の魅力

ブーツの両側面に配された伸縮性の高いサイドゴアは、サイドゴアブーツを象徴するディテールでしょう。履き脱ぎの多い日本では、その着脱の容易さもうれしいポイントです。さらにゴムがさまざまな動きに対応することで、レザーブーツとは思えない動きやすさを実現してくれます。

④ブランドストーンのアイコニックなディテール

ブランド名が記されたプルタグ(プル)ストラップがブランドストーンのアイコニックなディテールです。この特徴的なプルタグがブランドストーンを唯一無二な雰囲気を作り出します。プルタグに指を通し、履き口を広げ豪快に履く！！まさにラギットスタイルです。

『ラギッド流コーディネートからスポーティーなカジュアルスタイルにもマッチ』

ブランドストーンはデニムやチノパンとの相性は言うまでもなく最高です。新品の状態よりも履きこんで経年変化によって味が出た方がカッコイイと思うのでラギッドスタイルにうってつけのアイテムであると思います。中には「ブーツ」と聞くと重たいから苦手という方もいらっしゃるのではないかと思います。是非そんな方にお試しいただきたいと強く思います。まず一言、「軽い！！」そんな感想を持たれる方が接客をしていても非常に多いですね。軽量な機能面という事でスポーティーに合わせても違和感がないブーツだと感じます。王道なラギッドスタイルからスポーツミックスしたコーディネートまで幅広く合わせられる唯一無二のブランドなのではないでしょうか。

《ブランドストーン～ラギッド流コーディネート》

ムラ感がかっこいいと思って今回は、クラシックスのラスティックブラウンを履いてコーディネートしてみました！色落ちしたデニムに合わせるなら黒より茶系がおすすめです。パンツの裾をたるませてサイドのゴア部分も見えるような形で履くのがかっこいい！ブーツインするというわけではなく足入れすると自然にこんな感じになります。外観はゴツ目ですが履き心地にびっくりします。軽くて歩きやすい！！この一言に尽きますね。疲れにくそうなのでコレばっかり履いちゃいそうです！

ブランドストーンはワークやアウトドアでも履いている人が多く、少しスポーティーな印象を受けたのでスポーツブランドのパンツで合わせています。ズボンの裾が縮まっているのでこのブーツ全体を見せる履き方に向いているかなと思います。ブーツインと言いますかブーツオンで履くと短靴では味わえない足長効果もあるのではないでしょうか！趣味の釣りに行く時にぴったりのアイテムだと思います！

『ブランドストーンの履き心地とサイズ感』

見た目の通りゆったりとした履き心地が特徴ですが、靴が軽量という事もあり、緩さを感じない不思議な履き心地です。足当たりが柔らかいため、履いた瞬間から履き馴染んだ様なノンストレスな履き心地が特徴です。柔らかく非常に軽量のため、ハードなブーツが苦手な方にもおすすめです。革靴と言うより、スニーカーを履いているような感覚でしょうか？ハードな見た目とその履き心地の良さもブランドストーンが長く愛される要因だと思います。

『“ORIGINALS”と“CLASSICS”の違いは？』

“ORIGINALS”と“CLASSICS”は違う木型を使用しており、特徴の違いがあります。“CLASSICS”は、”ORIGINALS“に比べて甲部分が高く、つま先部分に厚みがあります。実際に履いてみるとサイズ感が変わるほどではありません。言われなければ分からない位です（笑） “CLASSICS” は、ライニングにレザーを採用しており、堅牢性が増すとともに、滑らかな肌触りが特徴です。