『二つのバックルが、個性を語る。ビジネスシーンを格上げする一足。』

クロケット＆ジョーンズ(Crockett&Jones）のダブルモンクストラップは、トウにキャップの切り返しがある人気のデザインです。ダブルモンクストラップは、2本のベルトとバックルが特徴的なデザインで、ビジネスシーンからカジュアルなシーンまで、幅広いスタイルに合わせやすい汎用性の高さが魅力です。また、ベルトを締めることでフィット感を調整できるため、快適な履き心地を実現します。
クロケット＆ジョーンズを代表する名ラスト「337」を使用したハンドグレード仕様。ラスト337の美しいシルエットと全体のデザインバランスが秀逸で、厳選された上質な素材と丁寧な作り込みは、ハンドグレードコレクションにふさわしい完成度の高い一足です。

[クロケット＆ジョーンズが誇る最高峰ライン「ハンドグレードコレクション」]

高級シューズメーカー「ジョンロブ」の既成ラインのOEM生産を手掛けていたクロケット＆ジョーンズは、その過程で培った卓越した技術とノウハウを生かし、自社の最高級ラインとして「ハンドグレードコレクション」を2000年代初頭に発表しました。
このコレクションでは、厳選された最高品質のアッパー素材、しなやかで快適な履き心地を生むライニング素材、そして長い熟成期間を経て作られるオークバークレザーソールなど、細部にまでこだわり抜いた素材が使用されています。まさに、クロケット＆ジョーンズのクラフトマンシップの結晶とも言えます。

[クロケット＆ジョーンズのアッパーの秘密。]

ハンドグレードコレクションでは、ヨーロッパの複数のタナリー（革の製造工場）から仕入れた最高品質のアッパー素材を使用しています。ブラックカーフは、大量に仕入れた革の中から、厳選した上質な革をハンドグレードコレクションに使用しています。
キメの細かいボックスカーフは、極上の艶を生み出します。革を長持ちさせる“丈夫さ”と柔らかな履き心地を生む“しなやかさ”と言う、相反する特徴を兼ね備えた素材こそ上質の証です。

[妥協なき最高級素材オークバークレザーソール]

「ハンドグレードコレクション」の靴底には、オークバークソールが採用されています。一般的な素材よりも熟成期間が長く、手間暇をかけて丁寧に鞣すことで革の繊維が密に締まった耐久性の高い底材です。さらにクッション性に優れていることもオークバークレザーの魅力です。
アスファルトなどの硬い路面で歩行したとき、歴然とした差を感じていただけることでしょう。アウトソールの縫い目を隠す「ヒドゥンチャネル」仕上げを採用しています。

[セミスクエアのドレスラストにおける最終形態と言えるラスト395。]

ラスト395は、セミスクエアのドレスラストにおける最終形態と言える木型です。その歴史は、オードリーに使用されているラスト337に遡ります。2000年代初頭に誕生したラスト337は、モダンなシルエットと革新的なデザインで当時大きな話題を呼びました。しかし、見た目のモダンさに対し、フィット感は従来のモデルと大きな違いがありませんでした。
そこで弊社が改良を依頼し、改良を重ねて完成したのが、オードリー3に使用されているラスト367です。2012年に誕生したラスト367は、その高い評価を得て以来、10年以上にわたり愛され続けています。
そして、ラスト367の登場から12年後、更に進化を遂げたラスト395が誕生しました。この新ラストは、ラスト337を基盤としながら、さらにフィット感を追求。特に甲部分から踵にかけてのホールド感を強化し、ラスト367に近いアプローチをしていますが、甲部分から踵にかけてのフィット感が、より「足なりの構造」になっています。その結果、より自然で快適な履き心地を得ることのできるラストが完成したのです。

[気になるサイズ感サイズ感は？]

ラスト395の履いた感想は、「リラックス感とフィット感のバランスが良い」です。ストレスの感じる指先にゆとりがあり、緩いとストレスを感じる甲周りから踵のフィット感が良いことです。
ラスト395は、標準的なEウィズのイギリスブランドと比べると、踵から甲周りがやや小ぶりに感じられる設計です。この設計は、同ブランドのラスト367やラスト375と類似しており、サイズ選びの参考になります。同ブランドの甲から踵が小ぶりな設定のラストと同じサイズからフィッティングすることをおすすめします。
クロケット＆ジョーンズに限らず、標準的なイギリスブランドと比較した場合、同サイズで甲周りから踵にかけてのフィット感が高まる印象です。標準的なラストでは、フィット感が足らず、指先の圧迫があってもサイズを下げて履かれている方は、ハーフサイズアップが目安のサイズとなり、ハーフサイズ上げることで指先の圧迫が軽減できます。