DOVER Club
英国エドワードグリーン社のアイコンモデルのひとつである
Uチップ❝DOVER❞をこよなく愛する人たちの入退会自由なクラブ。
DOVERは、ラストやスペックを嬉々として語りたくなる靴。
My DOVERストーリーの共有から、
自分たちが享受している価値を伝え、
クラブ員の輪を広げていくことを目的とする。
このエドワードグリーンを手に入れたのは4年ほど前になります。
2022年にトレーディングポスト福岡店でエドワードグリーンが展開されるようになってからです。
以前から履いてみたかったエドワードグリーン。
エドワードグリーンと言えば傑作がたくさんありますが、その中でもまず履いてみたかったのがこのドーバーです。ドーバーはダークオークカラーとブラックカラーの2足を所有していますが、今回は初めに購入したダークオークカラーで合わせてみました。
昔から憧れであり、手に入れたかった(履きたかった)のですが、店で取り扱いがないものを店頭で着用してもよいものかと自身との葛藤があったことを、今でも鮮明に覚えています。
当時、トレーディングポストではドーバーでもラスト違いでの展開があり、スマートなラスト32と王道ラスト202のどちらを購入するか悩みましたが、私の足に合ったもの・程よいボリューム感の好みがラスト202だったので、このラストを選び購入しました。

私にとって、ドーバーの魅力を大きく3つにまとめてみました。
① コーディネートの幅が広がる
② ディテール
③ 履き心地
まず①に関しては、カジュアルスタイルからドレススタイル(スーツ・ジャケパン)まで、どのような服装にもマッチするところです。どちらかというとドーバーはカジュアルの部類に当てはまると思いますが、スーツスタイルにも合う顔つきをしています。
私はカジュアルスタイルで合わせることが多いですが、カジュアルスタイルでも幅広く使え、重宝しています。このドーバーのバランス(フォルム)は唯一無二だと思います。
今回のコーディネートも、好きな靴を好きな服で自由に組み合わせています。最近はTPOにとらわれず、自由にファッションも楽しんでいます。

続いて②のディテールに関しては、まず目についたのがこのUチップのディテール。
手縫いのモカ縫い・スキンステッチは、限られた職人しか縫えない、また作ることのできない技術なのです。
アッパーの革の良さはもちろんのこと、このダークオークカラーのアンティークフィニッシュも私の気に入っているところです。つま先と踵まわりのグラデーションは、美しい仕上げとなっています。
調味料と一緒の考えで、どのように味付け(何色のクリームを入れていくか)をしていくかで表情が変わっていくのも、楽しみの一つです。
私はニュートラルのオイル分を定期的に含ませ、メンテナンスを繰り返しています。

続いて③の履き心地に関してです。このドーバーのアウトソールの仕様はダブルソールで、見た目は重厚感があります。しかし、実際の着用感はアッパーとアウトソールの返りの良さが相まって軽く感じ、疲れない靴です。私が所有しているダブルソールの靴の中で一番の履き心地です。
最後に、これはちょっとしたエピソードですが、私がこのドーバーを履き始めて3回目頃の話です。外に出て自動販売機に飲み物を買いに行き、戻る際にすぐ横の鉄格子に気が付かず、左足に何か引っかかってしまったんです。足元を見てみるとドーバーが引っ掛かっており、確認したら左足小指部分の革が少しめくれて傷ついていました……。
さすがに「3回目で」とショックが大きかったですね(笑)。なかなかすぐには立ち直ることができませんでした。その数週間後、今度は横断歩道を渡っていた際に、横切る自転車にドーバーを踏まれてしまいました。渡り終えた後に確認すると、自転車の車輪の跡がくっきりと残っていました(こちらの跡は綺麗に取れました)。
それからは、この傷もエイジングの一つと思い聞かせ、今でも愛着を持って私の相棒として履き続けています。今となっては良い思い出の一つです。
まだ4年足らずの着用ですが、これからどのようにエイジングしていくのか、またどのような思い出を刻んでいくのか楽しみです。

- ラスト:202
- ソール:ダブルレザー
- アッパー:カーフ
- カラー:ダークオーク
- 着用開始:2022年5月
- 名前:高杢
- 所属:トレーディングポスト福岡店


